大学生におすすめ!国立新美術館に行った感想。混雑もなく快適!【ブダペスト展】

その他

こんにちは。くろいです。

近年、教養としての美術が注目を集めています。ビジネスマン向けのセミナーや書籍が開催・執筆されるほどです。

大学生のみなさんは、卒業後就職を目指す人が多いでしょう。かくいう私も一年後は就職活動に追われていると思います。

そこで、社会に出る前に教養を深めるべく国立新美術館をおとずれました。

大学生におすすめできる点が多々あったので、感想をここに記します。

国立新美術館の概要

国立新美術館とは

文化庁国立新美術館設立準備室と独立行政法人国立美術館が主体となって東京大学生産技術研究所跡地[注釈 1]に建設された美術館である。国立の美術館としては1977年(昭和52年)に開館した国立国際美術館以来、30年ぶりに新設された。地下1階、地上4階、敷地面積30,000平方メートル、延床面積47,960平方メートル[2]は日本最大で、これまで最大とされていた大塚国際美術館の約1.5倍に及ぶ。
独立行政法人国立美術館に所属している中で唯一コレクションを持たない為、英語名は収蔵品を持つのが通常であるミュージーアムではなくアートセンターを用い、「ナショナルアートセンター・トウキョウ THE NATIONAL ART CENTER-TOKYO」を名乗っている。
コンセプトを「森の中の美術館」としており、設立目的を展覧会の開催・情報収集およびその公開・教育普及としている。また、館内にはミュージアムショップ・レストラン・カフェなどが併設されている。黒川紀章設計の美術館としては最後のものとなった。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E7%AB%8B%E6%96%B0%E7%BE%8E%E8%A1%93%E9%A4%A8

日本に6館ある国立美術館のひとつです。コレクションを持たないことが最大の特徴です。各地の美術品を企画展の形式で随時展示しています。

また、開放的な建物のデザインも特徴的です。建築界のノーベル賞と言われるフランス建築アカデミーのゴールドメダルを受賞した黒川紀章氏によって設計されました。

アクセス

都営地下鉄大江戸線六本木駅から徒歩10分です。周辺にも多数の美術館があります。

開館時間

企画展
10:00-18:00
※会期中の毎週金・土曜日は20:00まで(ただし、7月-9月は21:00まで)
※入場は閉館の30分前まで。
※展覧会によって、観覧時間が異なる場合がありますので、企画展のページをご覧ください。
公募展
10:00-18:00
※入場は閉館の30分前まで。
※美術団体によって、観覧時間が異なる場合がありますので、 公募展のページをご覧ください。
休館日
毎週火曜日(祝日又は振替休日に当たる場合は開館し、翌平日休館)
年末年始(2020年12月22日(火)ー2021年1月5日(火))

https://www.nact.jp/information/inquiry/

10時から18時まで開館しています。

国立新美術館のおすすめポイント

無料・割引価格で見学できる

大学生は学生料金で展示を見学することができます。

さらに、国立美術館キャンパスメンバーズ加盟大学に在籍する学生は、無料または割引料金で見学できます。

国立美術館キャンパスメンバーズとは、大学・短期大学・高等専門学校等を対象とした会員制度です。対象大学の学生が芸術に触れ、ゆたかな教養・感性を醸成することを目的とします。

現在、90以上の大学が加盟しています。私の大学も加盟していました。

国立美術館キャンパスメンバーズ | 独立行政法人国立美術館

私がおとずれた国立新美術館ブダペスト展は大学生料金1100円のところ、900円で入場できました。

めっちゃおしゃれ&落ち着いた雰囲気

館内に足を踏み入れた瞬間から開放感に圧倒されます。無駄を削ぎ落とした洗練されたデザインです。デートスポットとしてもぴったりではないでしょうか。

入り口を入ってすぐあたり

各階にはカフェやレストランがあります。私は1階のカフェ ユキーユで休憩しました。平日の午後だったので空席が多く、ゆっくりできました。

アイスカフェラテ480円。ミルクたっぷりでおいしかった!
メニューはこちら。飲み物だけでなく、軽食も。

フリーwi-fiを利用できる!ノマドに最適!

1階でフリーWi-Fiを利用できます。

この記事も1階のカフェでノマドして書いてます笑。

1階以外のフロアへのwi-fiの拡大も検討されているそうです。

展示を見学した後に落ち着いた気分で勉強・作業等をしてみてはいかがでしょうか。

ブダペスト展の感想・美術観の変化

正直、美術品自体の良し悪しについて私は知識をほぼ持っていません。美術品だけをみたところで「なんかすごい」「きれいだなー」程度の感想しかありませんでした。

しかし、展示の説明を読み、美術品をそれ単体だけではなく歴史的背景踏まえつつ鑑賞すると見え方が変わってきました。

ビーダーマイヤー様式を例にあげます。

ビーダーマイヤー様式とは19世紀前半にヨーロッパで人気を博した美術様式です。身近で日常的なものをありありと表現するという特徴があります。

ビーダーマイヤー様式が広まった歴史的背景には理想主義編への諦めがあります。19世紀はフランス革命が起きた時代です。ナポレオンがヨーロッパ各地に革命を広めましたが失敗に終わり、結果的に王政が維持されました。

ナポレオンが掲げる理想的な社会を幻想にすぎないと諦めた市民たちは、身近な日常に目を向けるに至ったわけです。

歴史的背景を踏まえて美術品を鑑賞すると、作家が美術品に込めた思いがなんとなくわかる気がしてきます。作家が絵画を通して何か訴えてきているように感じるのです。

すこしだけ、美術の良さがわかった気がしました。

まとめ

国立新美術館を訪れることで、美術にふれるだけでなく歴史を学ぶこともできました。

この経験を通して、幅広い教養を身につけることができました。

皆さんも大学生のうちにぜひ美術館をおとずれてみてください。

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