※前編はこちら
支払いを済まそうとすると偉そうなのが奥から出てきました
田中「お客様どうしましたか?」店員のネームプレートに日本人ぽい名前が書いてある
僕「鈴木が日本の文化をバカにしたから帰るんだよ!」
田中「え、お客様本物の日本人?そ、それは失礼しました……」
僕「なんだよ本物って?ああ、この店は偽物ばっかりだからな!」
田中「はい。だから本物の日本人はこの店に来ないんですよwww」
※あまりの怒りに言葉を失いました
向こうの人(ザパニーズ本人達を除く)らは、それを理解してるの?
それとも騙されてる人が多い?
もしくは、そもそもあまり気にしてない…?
531: 名無しさん@おーぷん 2015/10/11(日)01:36:05 ID:gRw
>>530
アメリカに住んでたのがもう何年も前になるから現状はわかりません
どうかああいう事をする人たちが滅びますように
帰りの車
ア「シュウ、ごめんね。あんなとこ連れてって……」
僕「……」
ア「シュウを喜ばせたかったのに、あんな……」
僕「アレックスは悪くないよ。……僕のためにありがとな」
ア「だめだよ!今日は最高の日にするって決めてたんだ!!」
僕「今日は何か特別な日なの?」
ア「わからないの、シュウ?」
僕「ん?」
ア「Happy birthday, Shu.」
僕「そうか、今日誕生日だったか……完全に忘れてたわ」
ア「それなのに……僕は……」
僕「アレックス、もう気にしてないよ」
ア「嘘だ」
僕「まあ、簡単に忘れられないけど、それよりもおまえが祝ってくれようとしたことがすごく嬉しいよ」
ア「シュウ……」
僕「……なあ、これから大将のとこいかないか?」
ア「うん、そうだね!」
僕「うまいもんいっぱい食おうぜ!」
ア「うん!」
僕「僕「もちろんアイスに花火をつけてな!」」
でも、凄くいい奴だな。
イッチもいい奴!
今思い出してもあのレストランはむかつくけど、あの日はアレックスが初めて僕の誕生日を祝ってくれた大切な日になりました
それではまた明日続きを書いていきますね
See you soon,have a nice dream.ノシ
続きを楽しみにしてるよ、楽しい話を有難う!
南部はそう言うのが多いって聞いたけど
※では差別や宗教観について思い出せるところでかいてみようと思います
トルコからの留学生ハリル(超親日)との会話
ハ「なあシュウ、さっきの授業でいろんな国の宗教についてやったけど、おまえ自身は神を信じてる?」
僕「僕は無宗教だよ」
ハ「それは神様を信じないってことだろ!?マジでかよ?あり得ない!」
僕「なにそれそんなに驚くこと?」
ハ「シュウ(かわいそうなものを見る目で)この世界はどうやって始まったか知ってるかい?」
僕「ビッグバンだろ?」
ハ「違う!神様がお作りになったんだ!!」
僕(えぇ~~~~??)
>>546
実はイスラムの神様もキリストの神様も同じなんだぜ
>>547
初耳
>>549
キリスト教の神はヤハウェ
ユダヤ教の神もヤハウェ
別な読み方をするとエホバ
アラビア語ではアッラーフ
みーんなおんなじ唯一神なんだって
>>550
迷惑な神だよなー
ハ「そもそも神様がいなければ、こんなに素敵な世界がデザインされるわけないだろ?」
僕「それは自然淘汰と進化の繰り返しで……」
ハ「そうか、君は進化論の信者なんだね?」
僕「いや、だから僕は無宗教だって」
ハ「進化論なんて宗教と変わらないから!」
>>548
狂信者
>>551
そうとも言い切れないんですよ
ここでは省きましたが、実はこの議論の周りには世界中の留学生が集まっていてそいつらもハリルに同調して、僕に「神はいる」って言わせたいようでした
どうやら日本人が無神論者っていうのがとにかく信じられなかったみたい
普通に生活してるだけでも神道だし、墓参りや仏教式の葬式するだろ?
普段意識してないだけで、日本って国は相当な宗教国家なんだと俺は思うぞ
ある意味宗教の到達点って言ってもいいかもしれん。生活に組み込まれ過ぎて宗教色がなくなって無意識下で宗教行為してるんだから
>>555
僕の言う無宗教は、そういうことを全ておこなった上で、それでも特定の神を信じないって意味の無宗教です
>>556
そういう場合はどう表現すればいいのかな?
無宗教って言う表現は外国ではかなり変な人だろ?
実家に墓あるなら仏教徒ってことにしといたほうがいいのではない?
>>559
アニミズムでいいんだよ
概念として。
僕「あ、アレックス……タスケテ」
ア「なにやってんの?」
ハ「アレックスはもちろん神を信じるよな」
ア「もちろん」
ハ「じゃあアレックスからもシュウに説明してやってくれよ!!」
ア「おっけー。じゃあこれからレストラン行くことにしてるからそこで説得してみるよ」
僕「アレックス、おまえもか」
ア「なんであんな議論にまきこまれてんのさwww」
僕「英語の授業で宗教についてやってたらみんな白熱しちゃって」
ア「そんなの「おっけー。私は神を信じてます」って言っとけば良いんだよ」
僕「ずいぶん軽いなー。おまえクリスチャンだろ」
ア「クリスチャンにもいろいろいるんだよ」
僕「ふーん……じゃあアレックスにとって神様って?」
ア「うーん……アキラ・トリヤマかな」
僕「おまwwwww」
僕「あの程度のことであんなに議論が白熱するんだから、世界から戦争が無くならないわけだよ」
ア「ひょっとしたら『あの程度のこと』って考えてることが戦争の原因かもね」
僕「なるほどな……大将、納豆巻ある?」
大「はい、納豆巻いっちょー」
ア「あ、こっちも」
大「納豆巻にちょー」
僕「そういえば、ああいう議論は巻き起こっても、そこから差別されることがないな」
ア「ん?ディベートと差別は別物でしょ?」
僕「日本ではさ、まだディベートってものが根付いてなくてさ」
ア「ふむ?」
僕「議論をしようとしても無視したり、相手の意見を聞かずに自分の言いたいことを言うやつも多くて
さらには少数派を多数派で叩いて議論自体を封じちゃうんだ」
ア「なるほど」
僕「だから討論の果て、わかりあえずに差別が生まれることも珍しくないよ」
ア「例えば?」
僕「学校のいじめなんてまさにそれだよね」
ア「え!?日本の学校にもいじめがあるの?」
僕「さいわい僕はいじめることもいじめられることもなかったけどね」
ア「よかったー」
僕「そういえばアメリカに来て、日本人だからって理由で差別されたことないけど、なんでだろう?」
ア「いくつか理由があると思うよ」
僕「例えば?」
ア「ここがマサチューセッツだからかな」
僕「?」
ア「もしここが南部だったら、もっと激しい差別にあっていたかもしれないけど、」
僕「ふむ」
ア「ここで人種差別する奴がいたら、そういう奴らこそ差別されるから」
僕「僕は良い場所に留学できたんだな」
ア「次に日本人は他のアジアンと比べると礼儀正しいからね」
僕「そんなに違うかな?」
ア「誰も人種差別はしたくないけど、それでも礼儀正しくない奴らとはつきあいたくないさ」
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