【1年生必見】大学を辞めたいあなたへ!授業についていけない人は?

編入・キャリア

こんにちは、あかい@編入です。

コロナウイルスの影響で「大学を辞めたい…」と考える学生が増えていますよね。

授業のオンラインかのせいで課題が増えて、もう授業についていけない…なんてことも。

特に、中退者の中だとまだ大学生活に馴染めていない一年生が多いんだとか。

本記事では、「大学を辞めたい」と考える理由を解説した上で、大学を辞める前にやるべきことを紹介します。

「大学を辞めたい」と考える理由

文部科学省の調査によると、毎年2.41%の学生が大学中退の道を選択しており、その理由は様々です。

特に最近はコロナの影響から、大学中退を考えている学生は増えていますね。

ここからは、よくある「大学を辞めたい」と考える理由を見ていきましょう。

1.不本意な大学に入学してしまった

大学受験に失敗し、不本意な大学に入学してしまって大学を辞めたいという人は毎年います。

いわゆる「学歴コンプ」というやつですね。

学生生活を送っているうちに、だんだんと学歴に対するコンプレックスは薄まっていくことが多いですが、なかなか学歴へのこだわりを捨てきれない場合も。

2.授業についていけない

理系の学生によくあるのがこの理由。

文部科学省の調査によると、昼間学部の大学退学者のうち、国立13.5%、公立12.3%、私立18.4%の学生が学業不振により退学していることがわかります(下画像参照)。

https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/itaku/__icsFiles/afieldfile/2016/08/02/1371455_2.pdf

もちろん文系の学生も学業不振により退学する場合もあり、特に経済学部は文系学部ながら経済数学が必修とされることが多いので授業についていけなくなる学生がしばしばいます。

学内の転部試験や大学編入試験を受験することで、他の分野を学べる学部・大学に移るのがおすすめです。

3.学びたいことを勉強できない

大学入学後に、自分がしたかった勉強ができないということに気づいて退学を検討する場合があります。

特に大学1、2年生の間は座学の授業が多く、フィールドワークなどより実践的な活動をしたいと考えていた学生にとってはミスマッチに感じることも。

早期からゼミに入れて、自分のやりたい勉強に主体的に取り組める大学であればいいですが、3年生からしかゼミの授業を取れない大学もあります。

4.人間関係がうまくいかない

人間関係がうまくいかず、大学を中退してしまう学生は大学中退者のうち5%ほどだと言われています。

顔を合わせづらい人と同じ授業にならないようにしたり、別のサークルやグループに移るという方法もありますが、必修の関係などでそうもいかないこともありますよね。

5.経済的に大学の学費を用意できない

大学の学費は年々上昇傾向にあり、特に私立理系はその傾向が強いです。

私立大学の理系学部は年間100万円以上の学費がかかることから、学費を払えずに大学中退の道を選ぶ学生も。

経済的に厳しい学生は奨学金を借りて大学に通うことも可能ではありますが、将来の返済を考えると厳しいものがあります。

6.コロナで思い描いていたキャンパスライフを送れない

コロナウイルスの影響により、思い描いていた大学生活を送れずに退学を検討する学生は多いです。

特に、コロナ禍に入学してきた1年生は本当に悲惨なことに…

#大学生の日常も大事だ」のハッシュタグで、大学生が対面授業の再開をSNS上で主張したのは記憶に新しいですね。

筆者の大学も、コロナの影響で全面オンラインになった年度がありました。

大学を辞めたいのは「甘え」なのか

「大学を辞めたい」と考えることを「甘え」だとする風潮もありますよね。

大学のことで悩んでいるのに、さらに周囲から「大学を辞めるのは甘え」と圧をかけられると、精神的に追い詰めらてしまうことも。

ここからは、大学を辞めたいのは「甘え」なのかについて考えていきます。

「甘え」の線引きは人それぞれ

そもそも、「甘え」の線引きは人それぞれ違います。

周囲からは「甘え」と思われるようなことで大学を辞めたいと考えていたとしても、本人にとっては重要な問題である場合もありますよね。

自分の将来設計をよく考えて、大学を辞めるという決断が一時の「甘え」だったと後悔しないようにする必要があります。

うつ病になるくらいなら環境を変えるものアリ

精神的に追い詰められると、体調に悪影響を及ぼすことも。

うつ病や適応障害がその例で、回復までに数ヶ月の時間を要する場合があります。

精神的・肉体的に追い詰められるよりは、中退や休学して一度回復に努める方が賢明と言えますね。

大学を辞める前に【休学】がおすすめ

文部科学省の調査によると、大学受験全体における浪人生の割合は22%であるとされており、高校を出てからストレートで大学を卒業しない人が意外と多いことがわかりますね。

1〜2浪では就職活動に大きな影響はないと言われているのを考えると、1年間の休学は十分選択肢に入ると思います。

さらに、この記事の最後で詳しく解説しますが、40歳の時点で正社員や自営業に従事していない人が3割を超えているというデータもあるほど、大学の退学にはデメリットがつきまといます。

とはいえ、休学中の1年間をダラダラと過ごしてしまったらもったいないですよね。

ここからは、大学休学期間を有効活用する方法をご紹介します。

「留学」で語学力を身につける

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やはり、休学中に留学する人は多いですよね。

コロナ禍で留学って大丈夫なの…と思う方も多いと思いますが、PCR検査の陰性証明書があれば隔離期間なしで留学できるところも

まずは留学エージェントなどを利用して、現在も受け付けている留学先を探してみるのをおすすめします。

いきなり留学するのはちょっと不安…という人は、英会話スクール等で語学力つけて留学に備える手もあります。

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「長期インターン」でビジネススキルを身につける

コロナの影響で海外留学は不安…という学生から人気を集めているのは長期インターンです。

長期インターンとは、主にベンチャー企業で社員の方と一緒に働かせてもらえる制度のこと。

有給で働かせてもらえる企業が多く、アルバイトの代わりもなるので一石二鳥です。

長期インターンに応募できる職種は様々で、

  • 営業
  • エンジニア
  • マーケティング
  • ライター

などなど。

特に、文系の就職において新卒は営業に配属されることが多いので、実際のビジネスの場で営業の経験を長期インターンは今後の就職活動を有利に進めるための大きな武器になります。

さらに、長期インターン参加者は優遇ルートでその企業の選考に参加できることも!

インターンというと大学3年生以上のイメージですが、大学1年生から受け入れている企業もあります。

ちなみに、筆者のインターン先には大学中退→海外留学の間の期間で長期インターンに参加しに来た学生がいました!

時間があるうちに免許を取得

就職してからだと免許を取りに行くのは一苦労なので、休学期間で免許を取得しておくのがおすすめ。

就活では、入社までに運転免許の取得が必要になる会社もあるので、時間があるうちにパパッと取ってしまいましょう。

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「大学編入」で大卒資格を取得

休学期間で大学編入試験を受験し、別大学に編入するという手もあります。

大学編入とは、2年次ないし3年次から他の大学に転入できる制度。

国立・私立問わず全国各地の大学で実施されています。

編入試験を受験するには最低でも1年間大学に在籍している必要があります。

大学1年生の方は、まず1年間在学しておくのをおすすめします。

大学編入についてもっと知りたい!という方はこちらの記事をチェック!

大学中退後の進路

大学を辞めたい…と考えいる方、実際に辞めてしまったらその後どうなるの?と疑問に思っているのではないでしょうか?

文部科学省の調査結果があるので見てみましょう。

40歳の時点で正社員や自営業に従事していない人が3割を超えています。

大学中退の時点でかなりのハンデを負うことになるのがわかりますね。

40歳を超えても無職+アルバイト+派遣社員の合計が30%を超えるデータが存在するわけですので、大学をやめようか検討している方は今一度よく考えたほうがいいかもしれません。

まとめ

いかがだったでしょうか。

コロナの影響で大学を辞めたいと考える学生は増えていますが、その後の進路を考えると本当によく考えた上での決断が求められます。

どうしても大学を辞めたい時は、一度休学してみて今後を考える時間を確保するのをおすすめします。

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