こんにちは!
本ブログを執筆している一人のバマと申します。
以前、低学歴での民間企業や公務員の内定獲得方法について書いた時にも少し触れた内容ではありますが、今回は『体育会系部活所属者の就活』に焦点を絞って紹介したいと思います。
ちなみに2022卒の私の就活の戦績としましては、
- 大手1社(総合職)
- 大手直轄子会社2社(総合職・営業職)
- 公務員3つ(地方上級・国家一般相当)
とまあこのようになっているのですが、公務員試験は筆記試験の点数なども重要で、体育会系の部活に所属した恩恵が滅茶苦茶感じられたという訳ではないので、今回は民間企業の内定を獲得した時に「体育会系部活に所属していて良かったなぁ」と思ったことを中心に紹介していきます。
もし公務員関係の情報を見たい方は、以前の記事が読んで参考になると思いますので是非ご活用下さい。
高校のではなく大学の部活についての記事なので、現役の大学生の皆さんにも読んで頂けると嬉しいデス!
☆ちょこっと自己紹介☆
都内Eラン...(え、Eだよね…?Fではないと信じたい…。)大学に在学する現在4年生(2021年7月時点)。
アニメと筋トレをこよなく愛するオタクで、バイトは宅配と塾講師を兼任中。
都内有名大学に通うブログ共同運営者もっちーとは別人です(笑)
大学の部活って?
大学というとサークルとかのイメージが先行してしまいがちで、「大学で部活?そんなのあるの???」と思われている方もいらっしゃるかもしれませんので、まずは大学の部活がどのようなものなのか紹介します。
たまに例外もあるにはあるのですが、大学で部活といったらほとんどの場合で野球やバスケ、柔道などの体育系スポーツ競技であり、文化系の部活というのはあまり存在しません。
有名なところだと、箱根駅伝などを走ってる方々も大学の部活動所属者です(陸上競技部)。
ちなみに大学の体育会系の部活は基本的には
- 高校時代に優秀な成績を残し、大学から推薦入学オファーを受けた学生で構成される部活(強化部)
- 高校時代には特筆した成績は残せなかった経験者や初心者によって構成される部活
この2種類に分けられます。
1の場合は、推薦入学で学生を入部させているだけあって常に大会等での優勝や上位入賞が求められます。
しかも寮で他の部員達と集団生活を送る場合が多く、自身の自由がかなり制限される可能性も高いです。
色々な面で厳しいですし、各地から選抜されてきた優秀な学生が集っているので、初心者で入部して活躍を目指すのは非常に難しいです(そもそも初心者に門戸を開いてない場合も多い)。
対して2の場合ですが、こちらについては先述したとおり経験者から初心者まで幅広く受け入れており、部の寮への入寮などといった面倒な縛りも1と比べるとかなり少なめで、大会などでも一定の成績さえ残せば大学側からとやかく言われることもありません(少なくとも私の大学はそうでした)。
かくいう私もスポーツ系の部活は人生で一度もしたことがないような初心者だったので、この2の方の部活に所属していました。
体育会
大学の部活ですが、高校の時とは違って体育会というものを構成していることが多いです。
これはスポーツ系の部活であればほぼ全てが参加しており、体育会に対して各部が一定の責任を負っています(体育会本部役員の選出や運営補助)。
各部をとりまとめるだけでなく、部活間の交流の場としても機能しています。
私の大学の体育会では、新入生歓迎会や交流合宿を合同で執り行ったり、部の幹部を集めてミーティングを行ったりしていました。
この体育会に参加していない部活は、サークルかそれに準じる組織なのに勝手に部を名乗っているモグリか、近日中に大学側(学生部)から指導(援助金の中止など)が行われる可能性が高い部活なので、注意が必要です。
大学の部活に入るとどうなる?
大学の部活に入った場合、いくら面倒な縛りが少なめとはいっても大学から援助金を貰っている以上はある程度の結果は残さねばなりません。
そして結果を出すためには自ずと各地で開催される大会等に出場する(世間に○○大学の人間として露出する)機会も増えるので、端的に言うと大学の看板を背負う立場になります。
貴方の一挙手一投足で世間からの大学の評価が変わることも…。
つまり、○○大学の人間としての自覚のある行動が一般大学生以上に求められることとなり、所謂飲みサーなどといった訳の分からないサークルがやっているような狂った騒ぎ方は勿論のこと、少しでも常識を外れた行為も御法度となります。
また、サークルなどと比べても上下関係や礼儀作法にはかなり厳しい場合も多く、強化部でなかったとしてもある程度の厳しさや大変さは覚悟しなければなりません。
☆もしかすると役に立つかも知れないちょこっと豆知識☆
①先輩と乾杯するときは、自分のグラスは先輩のものより下にして乾杯する。
②座る時は先輩が先、挨拶は自分が先
大学での部活入部のメリット・デメリット
さて、それでは本題の、大学で部活に入部することのメリットとデメリットを紹介したいと思います。
あくまで私が経験したことから話す一般論ですので、例外もあることはご承知置き下さい。
メリット
就活でつかえる
実際に就活をやってみて、体育会系部活動の出身者が就活に強いというのはどうやら本当のようだというのは感じました。
部活というのは自己PRでも学チカ(学生時代力を入れたこと)などといったことを問われることの多い、エントリーシートや面接の時にも非常に役に立ちます。
日々の生活をボーッと過ごしてきた学生とは違って、部活という手札が一つ多い状況なので、いざ就活のときに「エントリーシートに書けるような経験がない!!!」という事態も避けることが出来ます。
ぶっちゃけ私も部活のことは就活で全面に押し出しました!
社会に出たときの準備になる
部活では礼儀作法を徹底的に教え込まれますし、学校側(目上)となにかとやりとりする場面が多くあります。
このような目上と接する時の礼儀作法や正しい話し方、コミュニケーション力といったようなものは、就職後に新入社員として入社して上司が出来たときにとても有用になってくるスキルの一つです。
また、部活の厳しい練習を乗り越えたことは自信にも繋がり、自身の主張をハッキリと言えるようにもなるので、メリハリをつけて対応することも可能です。
先輩にも確認しましたが、部活動の経験が社会に出てからも役立っているのは事実です。
OBの人脈が使える
歴史の古い部活動だと特になのですが、既に社会人となったOBの人脈を活用することが出来ます。
例えばOBの先輩が就職した会社にOB訪問に行く場合やリクルーター面談をする時など、OBを通せばかなり簡単にいくことがあるんです。
実際に私もOBのつてで、通常は会社見学をあまり行ってない会社の内部を見せて貰ったこともあります。
ちなみにOBから寸志という名目でお小遣いが頂けたりもします(笑)
ただ、変な学生だとOBに思われると成功しないので、OB総会や打ち上げなどOBが集まる場では積極的にお酌しに行ったりしてみましょう!
かけがえのない仲間ができる
一緒に数年間厳しい練習に耐えて、合宿などでも度々寝食を共にする訳ですから、否が応でも先輩や同期、後輩と仲良くなることが出来ます。
何か困ったことがあったりすれば、部の仲間全員で問題を解決しようと助けてくれます。
また、 OB会などを見ていると特に感じるのですが、その部活出身者の連帯感と仲良し感は滅茶苦茶凄いです。
私も卒業した先輩方とは今でも交流があって、たまに遊びに行ったりしています。
デメリット
自由な時間が削れる
当たり前といえば当たり前かも知れませんが、他の学生が遊んでいる間に私たちは練習をしなければなりません。
大会などの関係で土日休みがなくなることもありますし、自由な時間、遊ぶ時間というものは少なくなります。
大会やOB総会などが重なって、3週間土日が丸々潰れたこともありました。
肉体的・精神的に疲れる
たまに楽な部活動もあるらしいですが、練習は数時間にわたるようなもので基本的に厳しいですし、終わった後は結構ヘロヘロになります。
また、いくら仲が良いといっても曲がりなりとも一定の上下関係はありますし、先輩やOBと一緒にいる間はある程度気を張っておかなければならないので練習中は精神的に休まる暇があまりないです。
ここまで読んで、「就活とか充実した学生生活の為なら頑張れそう」と思うのか、「やっぱり面倒だからいいやと」思うのかは貴方次第です。
ただ、私も部活動神格化論者?でも何でも無いので、しっかりとした活動を行っているサークル(活動実績がちゃんとあるボランティアサークルとか)で実績を残したり、語学の資格で高得点を取るなどが出来れば、部活動に態々入らなくても就活は成功する可能性が高いと思います。
部活に入部するならどんな部活がオススメ?
実は私は体育会で委員長もしていまして、今回はそのつてを使って各部の4年生の就職状況を調べてみました(職権乱用っていう突っ込みはご勘弁を泣)
その結果、バスケや野球、陸上などといったメジャースポーツ系の部活や、柔道や剣道、空手道などの武道系の部活の就職決定率が比較的高い傾向にありました。
各部の部員にもインタビューしてみたところ
メジャースポーツ系だと
やっぱり誰でも知ってるスポーツだし、面接官がそのスポーツ経験者だったりして話が弾んで良かった。
武道系だと
武道系は特に礼儀作法や上下関係とか厳しいし、武道を通じて精神修養も出来ている。このようなことが組織の一員になるには重要で、そこが面接官の目にとまったと思う。
といったインタビュー結果に!
私自身も武道系の部活所属者なので、確かにこのようなことは就活中に感じました。
ただ、だからといって部活動に入部するならこのような部活に絶対に入部した方がいいという事ではなく、部活の競技が自分に合うかという所も重要だと思いますので、是非自分で頑張って続けられそうな部活を選んでみて下さい。
都内大学部活公式HP紹介(強化部以外)
都内大学部活公式HPを少し紹介してみますので、もし貴方の所属大学があれば参考にしてみて下さい!
早稲田大学
明治大学
東洋大学
大東文化大学
申し訳ありませんが、もし強化部が紛れ込んでいたりした場合は、コメントにてご一報頂けると嬉しいです💦
さいごに
皆さんいかがでしたでしょうか?
今回は体育会系部活の就活について紹介しました。
もし本記事を読んで大学の部活動に興味が出た方は、是非見学などをしてみて下さい!
お付き合い頂きありがとうございました!
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