どうも、あかい@編入です。
あまりおおっぴらにはしてませんが、わたしは神戸大学法学部3年次編入試験に合格したのものの、入学を辞退しました。
つまり、編入学の権利を放棄し、在籍大学に留まったということです。
本記事では、わたしが神戸大学への入学を辞退し、在籍大学に留まった理由を記します。
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大学編入をめざした本当の理由
正直なところ、なにか打ち込めるものが欲しかったから編入を目指しました。
あえて編入試験を受験しようと考えた理由は、学問的な勉強をしてみたかったことと、英語の実力には少々自信があったからです。
せっかくなら、やってみたいこと、成功できそうなことに挑戦したいですしね。
ぶっちゃけ、ひとつのことに打ち込めるなら、編入試験でなくてもよかったです。
つまり、他大学に入学することではなく、編入を目指すこと自体が目的でした。
なお、その結果として、上智大学か京都大学に合格できた場合は、編入学をしようと考えていました。
京都大学については、日本最高峰の大学であり、ネームバリューだけで就活や将来において役立つからです。
上智大学については、地元を離れずに済むからです。また、受験生時代に不合格だったので、リベンジという側面も多少はありました。
一方で、神戸大学については、合格できそうだと考えた大学のなかで、一番偏差値が高いので受験しました。
せっかく編入試験を受けるなら、1校ぐらいからは合格をいただきたかったので。
また、日程が受験校のなかで一番最初だったので、試験に慣れるため受験した側面もあります。
ちなみに、神戸大学に合格した場合に入学するかは、受験時は考えていませんでした。
学歴コンプはほぼなかった
わたしには学歴コンプはほとんどありません。
第一志望ではないものの、高校生時代の学力を鑑みれば、十分納得できるレベルの大学に入学できたからです。
(高校時代は、私文で河合偏差値60ちょい程度の実力でした。出身高校も偏差値55~60の公立自称進学校でしたし)
もちろん、神戸大学は上位地方国公立として数えられる素晴らしい大学です。
でも、学歴についてだけいえば、神戸大学につよい魅力は感じませんでした。
もっとも、私立と国立を単純に比較はできませんが、私が在籍している大学と神戸大学の偏差値に大差はありませんし。
また、受験生時代は私立文系志望だったので、国立大学にコンプを持っているわけでもありません。
東京で就職したいのに関西に行く意味なし
わたしは現在、東京の私大に在籍しています。
地元も東京なので、東京で就職したいと考えてます。
それなのに、わざわざ関西の大学に編入する意味を見出せませんでした。
たしかに、神戸大学は就職に強い大学として知られています。
しかし、それは基本的に関西圏での話です。
もちろん、関東でも神大生は優遇されると思いますが、関西圏よりは大学名の恩恵を受けにくいでしょう。
私の在籍大学も就職にはそこそこ強いらしいので、就活やインターンがしやすい関東に留まるのを決意しました。
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単位を捨てたくない
授業はそこそこまじめに受けていたので、わたしは2年後期までに88単位取得しました。
もし、神戸大学に編入することになれば、60単位からスタートになってしまいます。
苦労して取得した24単位を捨てることになるのです。
24単位というと、わたしが2年後期で取得した単位と同数です。
そんな単位を捨てるような、もったいないことをわたしはしたくありません。
もちろん、大学生として授業をとって勉強することは大切です。
しかし、勉強以外に幅広い経験を積むことも同じくらい大切だと思います。
そのためには、単位取得に追われるのではなく、自由な時間が不可欠です。
したがって、わたしは単位を捨てて編入するのではなく、在籍大学に残ることを決めました。
在籍大学のゼミがおもしろそう
わたしは在籍大学で3年次から、法思想史のゼミに所属することになりました。
具体的には、政治哲学者ジョン・ロールズの思想を学ぶゼミです。
ロールズの思想については、編入試験の勉強を通して興味を持ちました。
せっかく興味がある勉強ができるのに、違う大学に行きたいとは思いません。
編入受験について後悔はない
結局、編入試験を受験し、合格したにも関わらず、編入学しませんでした。
一見、大金や長い時間を無駄にしたように思えるかもしれません。
たしかに、それは正しいです。
予備校に大金をはらって、得たものはせいぜい英検準一級やTOEICスコアです。
でも、編入試験を経験したおかげで、こうしてブログ記事を書いています。
たくさんの編入受験生からも刺激を受けました。
これからゼミで学ぶロールズの思想も知ることができました。
このように、編入試験を通して、失うものは少なくなかったですが、大切なものも得ることができました。
編入試験を受験して後悔はないです。
編入試験の受験を考えているあなたへ
編入試験を受験したいと考える理由は、人それぞれだと思います。
わたしのように、わけがわからない理由で受験するやつもいるので笑。
ただ、本当に編入試験を受験する必要があるかは、常に考えてください。
私に関しては、編入学試験をあえて受験する必要はなかったと思います。
「何かに打ち込みたい」が編入を目指す理由なら、ほかにもできることはあったはずです。
たとえば、わたしはいま長期インターン生として、ライターをしています。
編入試験の勉強の代わりに、インターンをもっと早くから始めていれば、インターン先の企業にもっと貢献できたかもしれません。
編入学志望者のなかには、学歴のために編入学をしたいと考えるかたもいると思います。
就活のために学歴が欲しいのであれば、留学や部活をがんばってアピールポイントを増やせばいいです。
(官僚など、学歴が必須の職業につきたいなら別ですが)
もちろん、編入試験を受ければ貴重な経験ができます。
実学とは少し離れた、学問を真剣に学ぶことになるからです。
しかし、わざわざ編入試験を受験しなくても、大学生は自分から行動すればいくらでも学びを得ることができます。
とにかく、自分の人生ですので、後悔のないように、自分の大学生活を何に捧げるか、よく考えてください!
まとめ
いかがだったでしょうか。
まとまりがない記事で申し訳ありません。
えらそうなこといってすいません。
ただ、わたしが伝えたいことはおおむね書いたつもりです。
質問等あれば、気軽にどうぞ!
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