
編入学試験と一般入試、どちらが難しいかは議論が絶えないところです。
本記事では、編入学と一般入試のきつい点・楽な点を比較します。
さらに、できるかぎり合格率を上げる方法を紹介します。
一般入試の楽な点
周囲が受験ムード
勉強を進める上で、周囲の環境は重要です。
「受験は団体戦」という言葉がある所以です。
勉強熱心な友人が多ければ、自分も頑張ろうと大いに刺激を受けるでしょう。
一般入試はもっともメジャーな大学入試形態です。
したがって、試験日が近づけば受験ムードを感じながら勉強できるでしょう。
そうすれば、自然と勉強に身が入るはずです。
試験内容が広く浅い
一般入試はいわば高校までの勉強の集大成です。
膨大な試験範囲の中から出題されます。
したがって、数問全くわからない問題が出題されたとしても、他の問題でカバーできます。
そのおかげで、過去問や試験のできにブレが出にくいです。
情報量が多い
一般受験は受験者が多い分、出回っている情報も豊富です。
模試は多数実施されていますし、参考書も数え切れないほどあります。
過去問も書店で簡単に購入できます。
一般入試のきつい点
国立大学は前期・後期それぞれ1校しか受験できない
国立大学は前期・後期1回ずつしか受験できません。
長期間勉強したのに一発勝負で進路が決まるのは酷だと言えます。
試験科目が多い
私立大学を受験するのであれば3科目、国立大学を受験するのであれば5科目以上を勉強する必要があります。
さらに、それぞれの出題範囲も膨大です。

国立大学を受験するのであれば、文系も数学の勉強を強いられます。
高二のとき模試で数学16/200を取得した数弱の私にとって、国立大学の受験は全く視野にありませんでした。
編入の楽な点
国立大学を複数校受験できる
国立大学を何校でも受験できます。
編入志望者は国立・私立あわせて3〜5校の大学を受験するケースが多いです。
やはり、いわゆる「数打てば当たる」は事実だと感じます。

私は私立大学1校、国立大学2校を受験しました。
試験科目が少ない
英語と専門科目の2科目で受験できます。
大学によっては面接・口頭試問を課す大学もあります。
さらに、英語については筆記試験の代わりにTOEICやTOEFLのスコアで評価する大学もあります。

私はTOEIC等の英語資格の提出をもって英語の点数に換算する大学しか受験しなかったたため、受験直前期は専門科目の勉強に集中できました。
編入のきつい点
まわりが勉強ムードではない
周囲の人間が学生生活を謳歌する様子を横目に、勉強に打ち込むことになります。
友人がサークルやバイト、部活を楽しんでいるの見るのは少し羨ましくもありました。

といっても、私は勉強してばかりだったわけではありませんでした。
週2〜3バイトをしてましたし、休日には普通に遊びに行ってました。
勉強と休息のメリハリが大切です!
情報が少ない
受験者が少ない分、編入に関する情報は得にくいです。
ただし、最近ではSNSの発展もあり、情報収集はしやすくなりました。
私が編入受験生だった頃から活動されている情報発信者には頭が上がりません。
さらに、過去問の入手が難しいです。
大学に複写依頼をしに行かなければならない場合や、郵送を頼まなければならないことがあります。
編入予備校に入校すれば簡単に過去問を手に入れられます。
運に左右されやすい
編入試験は論述が問出題される形式のことが多いです。
したがって、知らない内容が問われれば解けないけど、知っている内容が問われればすんなり解けるということが頻発します。
つまり、どのような問題が出題されるかの運に結果が左右されます。

私が合格した大学について、一年前の過去問のできはあまりよくありませんでした。
受験するのが一年早かったら危なかったかもしれません笑。
編入の合格率を上げるには?
編入学試験には楽な点だけでなく、きつい点もあります。
では、合格率をあげるにはどうすればいいのでしょうか?
英語の資格試験で高得点を取得する
専門科目の試験は運が絡みます。
そこで、英語の資格試験(TOEIC等)で高得点を取得しておくことが大切です。
資格試験のスコアは当日の試験のでき具合に左右されないからです。
短期集中でハイスコアを取得し、専門科目の勉強に集中するのをおすすめします。
↓TOEIC880点・英検準一級を取得した勉強法、おすすめ参考書を紹介します。
いま話題のTOEIC勉強プログラムを紹介します!
↓スマホでどこでも勉強できる「スタディサプリENGLISH」は開始わずか7日で満員御礼となったことで有名です。
専属のパーソナルメンターがつくので、挫折を防げます。
2020年3月23日までに申し込めば、2万円のキャッシュバックがあります!


最短でハイスコアを取得するためには、やはり英語もプロに指導してもらうのが一番です!
↓オンラインで3000問ものTOEICの練習問題を月額2100円で好きなだけ解くことができます。


TOEICの点数をあげるには問題演習は必須です。
TOEIC公式問題集1が2800円(税抜き)であるのを考えると、コスパがいいです。
予備校などで指導を受ける
プロの指導を受ければ、手間をかけずに良質な情報を手に入れることができます。
さらに、過去問も大量かつすぐに手に入れることができます。

私も編入予備校の講師・教室長にはたくさん質問させてもらいました。
ただし、編入予備校はお金がかかります。
具体的には、通期の講座をひとつ受講するのに20万円ほどかかります。
そこで、安価なスキル売買サービスを利用するという手段もあります。
↓最近TVcmで話題の「ココナラ」

「ココナラ」では、編入経験者や専門科目の知識に富んでいる人からスキルを教わることができます。
プロの講師に指導してもらえるかわからない分、安価でサービスを受けられます。
予備校に通う資金を用意できないかたにおすすめです。


↓私も出品しています。よければご覧ください!
まとめ
編入学試験は問題の難易度よりも、情報量や勉強環境といった試験とは別の分野で苦労することが多いです。
精神的に辛く感じることもあるかもしれません。
それでも、編入を志した経験は今後の人生の糧になると思います。
頑張ってください!!!!応援してます!!!!!
コメント