劇場版も公開され、現在社会現象ともなっている大人気コミック鬼滅の刃。
原作はすでに終了してしまっていますが、もっと鬼滅の刃の話を見たい！読みたい！という方は多いのではないでしょうか？
公式では新たな話が出る可能性は少ないのですが、鬼滅の刃をもっと楽しむ方法が実はあるんです！！！
それは、ファンが作ったss、つまり二次創作小説を読むこと。
たかが二次創作と侮るなかれ。とてもクオリティが高く面白い作品が多いのです。
その中でも特に面白かった作品を今回はまとめてみました。
それでは、鬼滅の刃のおすすめssをみていきましょう！
暇つぶしに最適！無料で小説を読める小説家になろうから厳選した作品をまとめました。
鬼殺隊一般隊員は鬼滅の夢を見るか？
強いけれども、柱でも何でも無い鬼殺隊のただの一般隊員が、原作主人公の炭治郎達とも関わりながらも人々の幸せを守る為に戦い続けます。
どんなにボロボロになったとしても、自身が戦って鬼を倒せば倒すほど誰かを守る事ができるという信念のもとに、休みもせずに鬼討伐に向かう姿はとてもカッコいいです！
「鬼であるから憎い訳では有りません。–––––俺は、人を害する存在全てが憎い」
鬼だから『悪』なのではなく、人を快楽で殺して食べる｢悪｣の鬼を倒すことで人々を守ろうとする主人公。
一風変わった彼の姿勢には考えさせられるものがありますね。
鬼滅の刃の世界観で全く違うストーリーを楽しめるのはSSならではですね！
サイコロステーキ先輩に転生したので全力で生き残る
原作であっけなさすぎる最期を迎え、最早ガンダムのオルガ団長並みのネタキャラと化してしまった残念な人、肉柱だとか肉の呼吸とか揶揄して呼ばれることもあるサイコロステーキ先輩が主人公です。
サイコロステーキ先輩は実は現代日本からの転生者で、ひょんな事から自身が下弦の伍、累にあっけなく殺されてしまうことを悟った彼は、自身の生き残りをかけた戦いに身を投じていきます。
果たして彼はサイコロステーキフラグを打ち破ることが出来るのか、そして戦いの先に何を見るのか。
最期まで目が離せない展開が続き、非常に面白いSSです。
鬼滅の金庫番
「鬼滅の刃」と似た世界に生まれた主人公でしたが、その世界での鬼狩り、鬼殺隊改め鬼滅隊はまさかまさかの財政難で・・・。
その鬼滅隊の金庫を長年支え、しかも金の呼吸の使い手であることから金柱とも呼ばれる主人公は、胡蝶しのぶと協力して様々な金策を行うのですが、 鬼の体液から怪しげな薬を作って売ったりと彼らが実行する金策の方法が非常に面白いです。
主人公のゲスな企み（金策）をいやいやながらも結局手伝ってしまうしのぶさんも非常に可愛らしくて最高でした。
え？蟲師の世界じゃないの？
蟲師の世界かと思っていたら鬼滅の刃の世界でしたｗというSS。
森の主から蟲師として、更に鬼狩りとしての特別な訓練を受けた主人公は割と最強です。
主人公は、いままではあまりなかった産屋敷耀哉、通称親方様の友人という立ち位置なので、原作では割と孤独そうな親方様ですが、今作では友人ができて幸せそうな親方様をたくさん見ることができちゃいますよ。
鬼滅の刃～胡蝶家の鬼～
原作開始の数年前。帝都で幸せに暮らしていた主人公でしたが、ある日鬼舞辻無惨の逆鱗に触れてしまい、鬼にされてしまいます。
もう家族の元では生きていられない・・・。そう思い、人を食べないためにも山にこもっていた彼が出会ったのは胡蝶しのぶの姉であり、「鬼とも仲良く出来る」と信じる可憐な少女、胡蝶カナエでした。
人に戻りたいと願い、胡蝶カナエと行動を共にする事に決めた彼が鬼殺隊で何を成すのか。
鬼としての彼の葛藤や人間の関わりがとても丁寧に描かれて、読んでいると引き込まれる正統派SS作品でした。
黒死牟殿の弟子
十二鬼月という精鋭集団においても確固たる地位を持つ上弦の壱こと黒死牟の弟子に（無理矢理）なった少年が主人公。
無惨を除けば最強の鬼である黒死牟の美しく洗練された剣技に魅せられ、憧れてしまった主人公は、「先生のようになりたい！」 と 黒死 の元で必死に修行します。
最強の鬼に鍛え上げられた主人公は、最強の剣士になれるのか。
最強を目指して必死に戦う姿は読んでいてなんだか応援したくなりますし、 黒死牟自身も弟子に影響されて少しずつ変わっていくところがとても良かったです。
逃げるは恥だが鬼は死ぬ
とにかく最初は主人公が鬼から逃げて逃げて逃げまくりますｗ
鬼殺隊と関わるまでは、煽りまくるくせに鬼を倒すための武器は使ったこともなく、逃げまくって日の出を待つしか鬼から逃れる方法がない、そんな主人公のハチャメチャ鬼滅ストーリーです。
かなり主人公は性格にクセがあるので少しとっつきにくい方もいるかもしれませんが、読んで損はありません。
ヒロインとの淡い恋模様にも注目ですよ！しのぶさん可愛い～！！！
鬼殺の隊士はとにかくモテたい
とにかく主人公は自己評価が低いのですが、実は滅茶苦茶強くて・・・。
相手が弱ければ弱いほど調子に乗りますし、スケベですし、かなり抜けているところも多いですがどことなく憎めない性格をしています。
義勇や錆兎の兄弟子として彼らや鬼殺隊を支える姿は素晴らしく、鬼滅の刃の二次創作作品の中でも上位に食い込む文章力ですし、主人公が時折みせる優しい行動が心を掴んで離さない名作SSです。
柱合会議の翻訳係
「俺は嫌われてない」最早迷言と化したこの言葉を言った張本人、水柱・冨岡義勇の通訳係として登場するのが今回の主人公。
いつもいつも言葉が足りずにいらぬ誤解を与えてしまう義勇をフォローし、他のクセの強い柱の面々との調整も行う主人公はかなりの苦労人。
しかし、苦労を重ねているからこその老練にして奇抜な彼の鬼討伐は次第に鬼達を追い詰めて・・・。
鬼側も少々マヌケな設定ではありますが、それを抜きにしても十分に面白く、楽しむことが出来るSSです！
オレの名前は鬼舞辻無惨
主人公が転生してなってしまったのは鬼殺隊員でも隠でもなく、まさかの鬼舞辻無惨 。
しかし原作を知る彼は人を積極的に殺すこともせずに普通に？生きることを望みます。
しかし、一人の悪役が消えれば新たな悪が出現するのも自然の摂理。
偽物の鬼舞辻無惨が暗躍する中、 鬼舞辻無惨は鬼殺隊とも協力して戦いに身を投じていきます。
おわりに
ここまで鬼滅の刃のおすすめssをご紹介してきましたが、いかがでしたか？
お気に入りの作品と出会う助けになれば幸いです。
当ブログサイトでは他にも面白い小説をたくさん紹介しているので、良かったらそちらも合わせてどうぞ！
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コメント
自分の個人的おすすめはpixivの『骸骨を乞う』(完結済み)です。
その字数は67万字！
善逸好きにお薦めです。
いわゆる、柱if、年齢操作もの。
柱全員生存をめざすのは、救済しなきゃとかではなく、確実に無惨を滅ぼすためで、時には冷徹な判断をする善逸がいます。
善逸が鳴柱(他は年齢操作なし)で原作開始前から原作完結まで再構築されています。
原作での善逸ポジにオリキャラがいたり、他もオリキャラ多めですがとにかく面白かったです。
伏線やタイトル回収も見事でした。