こんにちは、あかい@編入です。
コロナの影響などで、大学中退者が増えている昨今。
大学を中退してしまったことを後悔し、「死ぬしかない…」と思い詰めている方もいるのではないでしょうか。
本記事では、大学中退で「死ぬしかない」と後悔している方に伝えたい3つの打開策をご紹介します。
大学中退で「死ぬしかない」とまで後悔してしまう要因
人間関係や金銭面、学部のミスマッチなど大学中退の道を選ぶ理由は人それぞれ。
その中でも、大学中退に際して「死ぬしかない」とまで後悔する人も多いです。
ここからは、大学中退で「死ぬしかない」とまで後悔してしまう3つの要因を解説します。
周囲からの視線
周囲からの視線を苦に思って「死ぬしかない」とまで思いつめる人は多いです。
周囲というと、
- 家族
- 親
- 同級生
- 地元の友人
などなど様々。
文部科学省の調査によると、大学生のうち大学を中退するのは2.41%と言われており、中退者はかなりの少数派なので、周囲からの視線は厳しくなるでしょう。
大卒資格がないと年収が低くなると思っている
大学と高卒で年収に差があるのは残念ながら事実です。
日経公式ツイッターに掲載されているデータがこちら。
「高卒と大卒の年収差は、年齢が上がるにつれ開いていく」。生涯賃金や、大卒平均と早大・慶応大・東大の年収も比べてみると……。#学歴 #マネー研究所 #nikkeistyle #新着
— NIKKEI STYLE (@nikkeistyle) May 10, 2017
▶「学歴なんて関係ない」の真実 生涯賃金これだけ違うhttps://t.co/GBUgLVwnQM pic.twitter.com/rM7Nk6xBYk
大卒と高卒の生涯年収の差は3000万〜6000万円にも上ると言われています。
もちろん収入が多いから幸せというわけではありませんが、高い生活水準で自分の趣味を楽しんだり、いい家に住んだりしたいという欲求は当然と言えますよね。
学歴に固執しすぎている
学歴に固執しすぎることで、大学を中退し「高卒」である自分にコンプレックスを持ってしまう、いわゆる「学歴コンプレックス」に陥ってしまう場合も。
「学歴」=「人間の価値」ではないですし、大卒の人が皆幸せに暮らしているわけでもないですが、幼少期から良い大学を卒業することを義務付けられてきた人は「学歴」にこだわりすぎてしまう傾向にあります。
学歴コンプレックスの解消方法についてはこちらの記事をご覧ください。
大学中退を乗り越える3つの具体的方法
大学中退後、「死ぬしかない…」とまで思い詰めるのは仕方がないこと。
それでも、その後悔を乗り越えなければ前には進めません。
ここからは、大学中退を乗り越える3つの具体的方法をご紹介します。
「高卒」として就活する
大学卒業は諦め、高卒で就職して自立するのが第一の方法。
特に、地方公務員であれば大卒資格なしで応募できる自治体も多く、試験に合格することさえできれば安定した職に就くことができます。
アルバイトをしながら公務員試験を受験し、もし合格できなかったらアルバイト先に正社員として就職するというのも一つの道です。
>>採用祝い金がもらえるアルバイト情報サイト【マッハバイト】4年制大学を再受験する
大学中退から年数が経過していない場合に有効なのが、4年制大学の再受験。
ちなみに、コロナの影響を鑑み、文部科学省は卒業後3年以内を新卒とするように経済4団体に要請するなど、新卒年齢が就活に悪影響を及ぼさないように働きかけているので、中退してから数年経ってるし…という方、今からでも大卒資格を取得して新卒として就活するメリットは十分にあります!
新型コロナウイルスの影響を受けている学生の就職活動を支援するため、萩生田文部科学大臣など関係大臣は、経済4団体に対し、卒業後少なくとも3年以内は新卒扱いとする国の指針を踏まえた対応を要請しました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201027/k10012683551000.html
今から大学を受験するお金はない…という方は、通信制大学を選ぶという手も。
一定の要件を満たせば、通信課程→正規課程に編入できる大学もあるので、アルバイトや正社員として働きながら通信課程で勉強し、タイミングを見て正規課程に入るという選択をする人もいます。
>>働きながら大卒資格や教員免許を取得したいあなたにオススメの通信制大学!
【1年以上在学した場合】「大学編入」という道
一年以上大学に在籍した経験がある方は、大学編入という道もあります。
大学編入とは、大学2年次ないし3年次から他の大学に転入できる制度。
大学中退者が大学編入の道を選ぶメリットとしては、
- 4年制大学に再入学するよりも早く卒業できる
- 2科目から受験できる
以上2つなどがあり、4年間の学費を払うだけの経済力がなかったり、一般試験を突破する自信がなかったり…という人におすすめです。
☆2年次編入を受験するには1年以上、3年次編入を受験するには2年以上、4年制大学や高専、専門学校に在学する必要があります。
大学編入についてもっと知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
中退後の人生で「失敗」しないために
大学中退は問題ないとする甘い言説は、先に見た年収格差のデータを見れば明らかだと思います。
ここからは、中退後の人生を立て直すために必要とされていることをご紹介します。
【先送り厳禁】すぐに行動に移す
年齢を重ねるごとに就活市場での市場価値はどんどん下がっていくことに。
特に、フリーターのまま20代後半になってしまうと、就職できる業界・職種はかなり絞られてくると言われています。
就職活動を始めたいけど、いまからどうやって進めればいいかわからない…という方は、就活支援サービスを使用するのがおすすめです。
ESの添削や面接対策を実施してくれるので、有利に選考を進めることができます。
>>まずは無料相談!【未経験ナビ】他にも、就職保障付きのプログラミングスクールを利用するという手もあります。
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周りの意見を素直に聞く
大学中退となると、基本的に1からのスタートになります。
「死ぬしかない」と思い詰めるほど精神的に追い詰められると、心を閉ざして周囲の言葉を受け付けなくなってしまう人もいます。
それでも、新しい出会いを求めて行動し続けなければ現状を打開することは困難。
信頼できる人生の先輩と出会い、意見を聞いて今後の人生の糧とすることで活路を見出せるでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
大学を中退して「死ぬしかない」と思い詰めるのは仕方がないことです。
それでも、若いうちであればその失敗を糧として行動すれば十分リカバリーは可能。
取り返しがつかなくなる前に、早いうちに「行動」に移して人生の立て直しを図りましょう。
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