最近コロナウイルスが話題になっていますね。
2020年2月25日現在、851人の感染が確認されています。
感染予防のため、マスクの売れ行きがすこぶる好調です。手軽にできる予防策ですからね。
しかし、実はマスクのウイルス予防効果に疑問符が投げかけられています。
本記事では、マスクの効果について解説します。
↓マスクを再利用方法を知りたいかたはこちら
↓体調管理の必須アイテム、体温計の正しい使い方を知りたい方はこちら
マスクの基礎知識
まずは、マスクの種類と基礎知識をみていきましょう!
フェイスマスク
一般的に私たちが使うマスクは「フェイスマスク」です。
不織布が数枚重ねられてできています。
不織布とは織られていない布のことです。ちなみに普通の服は織られた布です。
ほかにも、ガーゼやナイロンから作られるものもあります。
サージカルマスク
一般的なマスクの他に、サージカルマスクが近年注目を集めています。
サージカルマスクとは手術やその他処置に用いられる医療用マスクです。
一定基準の性能を満たしたマスクのみがサージカルマスクとして認定されます。
一般的なフェイスマスクよりも高性能です。
↓ハイターを薄めてうがいするとウイルス対策になると言う噂を聞いたことありませんか?真偽を調べてみました!
コロナウイルス流行時のマスク不足・転売
コロナウイルスが流行して以来、マスクの不足・転売が問題になっています。
薬局やスーパーでは品切れが相次ぎ、多くの店が購入点数を制限しています。
私の家の近くもマスクが品薄のお店ばかりです笑。
さらに、通販サイトではマスクの転売が横行しています。
マスクが1枚198円、50枚入りで9900円で販売・転売される例もあります。
↓マスク転売の処罰について気になる方はこちら
一般的なマスクの本当の目的・効果
マスクの目的・効果について誤解している人がかなり多いです。
その誤解を以下で解いていければと思います。
マスクの本当の目的・効果は次の2点です
①他人にうつさないため、
マスクの本来の目的のひとつは他人にうつさないためです。
自分の体液を飛ばさないようにするということです。
マスクは咳をするときに病原体を含む体液が飛ぶのを防ぎます。
マスクなしの場合、咳をしたとき飛沫は1〜2メートル飛び散るとわれています。
マスクを着用すれば、それを抑えることができます。
②飛沫感染を防ぐため
マスクの本来の目的のもうひとつは飛沫感染を防ぐことです。
飛沫感染とは、人が咳やくしゃみをしたときの飛沫から感染することです。
もっとも、感染者の咳やくしゃみをもろに浴びるケースはまれですが。
飛沫感染は空気感染とは異なることに注意が必要です。
空気感染とは、空気中を漂うウイルスが体内に入り病気に感染することです。
☆ウイルスは小さすぎて防げない!
「ウイルスを防ぐこと」がマスクの目的ではないことにお気づきでしょうか。
なぜなら、ウイルスは小さすぎてマスクの繊維を通り抜けるからです。
マスクの穴の大きさとウイルス、細菌、花粉の大きさを比較してみます。
マスクの穴…5μm
ウイルス…0,1μm
細菌…1〜2μm
スギ花粉…30μm
https://www.asahi.com/articles/ASK1N65LBK1NUBQU00J.html
ウイルスどころか細菌まで余裕で通り抜けています。
そもそもマスクの横の隙間からもウイルス入って来ますし。
本当に効果があるウイルス対策
ウイルス対策にマスクはそこまで大きな効果はないことがわかりました。
では、ウイルスに感染しないためにはどうすればいいのでしょうか?
そこでおすすめしたいのが、徹底的な手洗いです。
(ちなみに「うがい」の効果については意見の対立がみられます。)
なぜなら、手は主要なウイルスの感染経路のひとつだからです。
たとえば、電車のつり革、ドアノブ、手すりなどから手にウイルスが付着し、体内に入理こむことがあります。
おすすめウイルス対策商品
持ち運びには携帯用ハンドジェルが重宝します。いつでも気になった時に除菌をすることができます。
除菌スプレーはウイルス感染経路である箇所をピンポイントで除菌できるためおすすめです。
加えて、抗ウイルスマスクも見逃せません。通常のマスクでは防げないようなウイルスから身を守れます。
まとめ
ウイルスと感染予防手段については、情報が錯綜しています。
手作りのマスクでウイルスから身を守ろうとしている人たちがいい例です。
正しい情報と誤った情報を見極め、確実にウイルスから身を守りましょう。
コメント
[…] […]