【法学部】神戸大学の編入試験の合格体験記!TOEICが合格のカギ

編入・キャリア

こんにちは、あかい@編入です。

ありがたいことに、2019年に実施された神戸大学法学部3年次編入試験に合格することができました。

そこで、これから編入を目指す方のために情報を残すべく、ここに合格体験記を記します!

具体的には、受験生のみなさんが気になるところだと思われる

  • 「編入試験に向けて、現段階で何をすべきなのか?」
  • 「過去問っていつから解き始めるべきなんだろう」
  • 「TOEICはどのくらいの点数が必要なの?」

といった疑問に応えるために、筆者が実際に行った編入対策を時系列順に解説していきます。

さらに、記事の後半では神戸大学法学部の編入試験に合格するためのポイントを紹介しますね!

そもそも編入試験って何?という人はこちらの記事をご覧ください。

神戸大学法学部の試験科目や日程を確認!

勉強会

本題に入る前に、神戸大学法学部編入学試験の試験科目や日程を確認しておきましょう!

神戸大学法学部の試験科目はこちら!

法学概論(100点)

一般教養(100点)

英語【TOEIC or TOEFL iBT】(100点)

以上3科目、合計300点で合否が決まります。

英語についてはTOEICかTOEFLどちらかのスコアを提出すればOK。

英語の独自試験を実施しないこと志望理由書の提出が必要ないことが特徴的ですね。

面接もなく、当日は筆記試験だけで合否が決まるため試験対策に要する負担が軽いのもポイント!

しかも、毎年20人弱の合格者を出すため、編入受験生から人気の大学なんです!

倍率は5〜7倍ほど。徐々に上昇傾向にあります。

とはいえ、毎年しっかり合格者を出してくれるのはありがたいですね!

日程については、毎年10月から11月に実施されます!

【大学1年】TOEIC対策と資金集め

ここからは、大学1年の時に筆者がどのように編入に向けて対策を進めていたかを解説します!

1年生のうちは、

・編入対策としてTOEICの勉強
・編入予備校に通うための資金集め

以上2つを中心に編入に向けて準備を進めていました!

それでは、筆者が大学1年時に編入に向けてどのように動いていたか、時系列順に解説します!

そもそも、編入の勉強はいつから始めるべきなんだろう?という疑問をお持ちの方はこちらの記事もあわせてご覧ください!

【4〜5月】早慶上智に落ちてMARCH法学部に入学

第1、第2志望だった早稲田大学、上智大学に落ち、MARCHの法学部に入学しました。

上智の入試で補欠落ちしたため、やや学歴コンプを抱えていましたが、納得した上でMARCHに進学。

ちなみに入学時にTOEIC IPテストを受験しましたが、結果は525点と散々でした…笑。

【6〜7月】編入試験の存在を知る

大学編入試験の存在を知り、現役生時代に第二希望だった上智大学に再チャレンジできるため、受験を考え始めました。

そこで、上智の出願基準である英語スコア(TOEICリスニング&リーディング785/スピーキング&ライティング310、英検準一級、TOEFLibt72等)をクリアできる見込みがあれば編入を受験しようと決意。

まずは、TOEICリスニング&リーディング785/スピーキング&ライティング310のクリアを目指そうと考えました。

【8〜9月】資金集めとTOEICの勉強

夏休みに入り、TOEICの勉強資金集めを開始。

ちなみに、TOEICの勉強は1日1時間ほど。

一方で、バイトに関しては毎日のように出勤してました笑。

8月以降もしばらくは同様に、勉強には本腰を入れずできそうなことを少しずつ進めた感じです!

編入受験生であると同時に大学生でもあるので、勉強と同様に遊ぶのも大切だと思います!

【10〜11月】TOEICで740点を取得

TOEIC公開テストで740点を取得しました。TOEICスコアを順調に伸ばせたため、英語の勉強に対するモチベーションが上がりました。

といっても、勉強量は1日1時間ほどでしたが…。

少しずつでもいいので、勉強を継続するのが大切です。

【12月】TOEICで845点を取得!受験を決意

勉強の成果か、TOEICipテストで870点、TOEIC公開テストで845点を取得しました!

今考えると、早い時期にTOEICでハイスコアを取得できたことが合格の1番の要因だったと感じます。
自分の実力に自信がついて、専門科目の勉強にも集中することができました。

TOEFLや英検準一級と比べてTOEICは短期間で大幅な点数アップが狙え得る試験なので、早い時期にハイスコアを取得できれば合格率をぐっと高めることができます!

ちなみに、筆者の一般受験時の英語レベルはセンター試験8割程度
特段得意ではありませんが、英語に苦手意識は持っていませんでした。

英語が得意ではない人は、スタディサプリENGLISHなどを利用するのもアリかと思います。

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上記の取得スコアで上智の出願基準(TOEICリスニング&リーディング785/スピーキング&ライティング310)のうち、リスニング&リーディングの基準を満たすことができたため、編入学試験の受験を決意

そこで、残りの出願基準を満たすため、TOEICスピーキング&ライティングの勉強を始めました。

2週間ほど勉強した後、さっそくTOEIC SWを受験したところ、スコアは270点(400点満点)

出願基準まで40点足りませんでしたが、想像以上に得点することができました。


↓TOEICで高得点を取得した勉強法はこちら。参考書も紹介しました!


↓TOEIC SW240点取得のためのコツ・おすすめ参考書はこちら

【1月〜2月】編入予備校探し

編入対策に万全を尽くすため、編入予備校探しを始めました。

ひとまず、編入予備校大手の中央ゼミナールECC編入学院の説明会に参加。

他にも、日本編入学院の資料を請求しました。

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中央ゼミナールの大学編入コースをご紹介します。全国に先駆け大学編入対策予備校を開設したのが1968年、開設以来続く合格実績がノウハウの証明です。
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ECCが一番印象がよかったためお世話になることを決意。

予算の関係で、4月から入学することにしました。

ちなみに、中ゼミはめちゃくちゃ雰囲気が暗くてちょっと…という感じ。

さらに、予備校のメンターさんとの面談を通して志望校を明確化していきました。

具体的には、上智の併願校として神戸大学と京都大学の受験を決意

両大学は上智と同様に、英語の筆記試験を課さず資格試験スコアの提出をもって点数に換算するからですね。

資格試験のスコアを英語の点数とする大学だけを志望校としたのは、

  • 編入予備校で英語の講座を受講する必要がなくなる
  • 受験直前期に英語の勉強をしなくてよくなる

以上2つの理由からです!

並行してTOEICswの勉強も継続しましたが、スコアは伸び悩んでいました…。

編入の志望校選びについてはこちらの記事が役立つかもしれません!

【2月〜3月】TOEICswの対策と法学対策の開始

TOEICswの勉強に力を入れていましたが、依然としてスコアは伸びず。

初回受験時から10点しかスコアが上がらず、かなり焦ったのを覚えています。

そこで、3月後半ごろからTOEFLibtの勉強にシフト

上智の出願基準はTOEICリスニング&リーディング785/スピーキング&ライティング310のほかに、英検準一級TOEFLibt72などがあります。

受験するテストを変えることでスコアが上がりやすくなることに期待したためです。

また、京都大学にもTOEFLスコアの提出できるという理由もあります!

さらに、この時期から専門科目の勉強を開始

まずは法学の外観をつかむために入門書を読みました。

次に挙げる本を読みましたが、とくに「教養としてのロースクール小論文」がおすすめです。

【大学2年】専門科目対策や過去問演習に注力

ここからは2年時に入ります。

大学2年生になってからは専門科目の勉強がメインになりますね!

具体的には、

・英語の資格試験の受験(英検準一級/TOEFLiBT)
・専門科目の対策/過去問演習
・志望理由書の作成
・面接対策
・試験本番

以上のような内容を編入に向けて進めました。

特に、過去問演習が合格のカギになると思います!

ちなみに、神戸大学と京都大学の過去問は各大学のホームページからダウンロード可能です。

【4月】編入予備校に入塾・TOEIC以外の試験の対策

4月には、編入に向けて

  1. ECC編入学院に入塾
  2. TOEFLibtの勉強
  3. 英検準一級の勉強

以上3つに新たに取り組みました!

1. ECC編入学院に入学

編入予備校に入学し、週一回、法学の講座を受講し始めました。

毎回の授業で小論文の宿題が課されたので、法学の勉強リズムを作れたのがありがたかったです。

春休みごろからの早期講座の受講も勧められていましたが、金銭的な面から断念しました。

2. TOEFLibtの勉強

上智大学と京都大学に提出するためにTOEFLibtテストの勉強を頑張りました。

勉強方法としては、

・リーディングとリスニングは多読・多聴
・ライティングとスーピーキングは解答の「型」を身につけた上で演習

以上のような感じです!

「Atsueigo」というサイトがTOEFLの勉強にとても参考になります!

【完全版】TOEFL100点を2か月で突破した勉強法と参考書を完全公開!
こんにちは!Atsuです。 今回は現在TOEFL iBTで114点を持つ私が、2か月で100点突破した時に行った勉強法を公開します。 TOEFLが留学やビザの申請で必要だけど、初めて受験するしどうやって対策したらいいのかよく分からないという人は多いのではないでしょうか。実際、TOEICの勉強法はかなりの数がネットにあり...

京都大学のTOEFLについてはこちらの記事をご覧ください!

合格に最低限必要なスコア有利になるスコアを紹介しています。

3. 英検準一級の勉強

2年生になっても上智の出願基準英語スコアをクリアできていなかったため、英検準一級の受験を決意しました。

提出英語スコアのなかで一番クリアしやすいと耳にしたからです。

この時期まで英検の勉強をしなかったのは、

  1. 英検スコアの提出をもとめるのは上智だけ
  2. スコアの提出期限までに、1回しか受験機会がなかった

以上2つの理由から。

英検準一級の難易度・おすすめ参考書はこちらで紹介しています!

【5月】TOEFLと英検準1級を受験

試験が近づきつつある5月。

大学の勉強も忙しいところですが、編入予備校の授業と並行して

  1. TOEFLibt
  2. 英検準1級
  3. 法学の勉強量を増やした

以上3つを進めました!

資格試験の受験目的としては、上智の出願基準を満たすため、京大に提出するためです。

1. TOEFLibtを受験、72点を取得

TOEFLibtをはじめて受験しました。

テストが3時間以上続くため、正直かなり消耗…。

結果としてはスコア72点を取得し、上智の出願基準をクリアできました

京都大学の提出スコアとしても最低限のスコアを取得できたんです!

ちなみに、編入予備校の情報によると京大合格者のTOEFLスコアは約80点なんだとか。

若干足りてないので、TOEFLの勉強は継続していきました!

2. 英検準1級一次試験を突破

TOEFLで上智の出願基準をクリアできたので受ける意味はありませんでいしたが、受験料をすでに払っていたため英検を受験しました。

1週間ほどしか勉強しませんでしたが、TOEFLの勉強をしていた効果もあってか余裕を持って一次試験を突破できましたよ!

3. 法学の勉強量を増やした

大学1年生の春休みから大学2年生の4月まで、英語と法学の勉強量の比は8:2ほど。

英語スコアが提出できるレベルに達してきたので、法学の勉強量を増量

勉強内容としては、予備校の授業の予習・復習に加えて、法学の入門書を読んで知識を補充しました!

【6月】TOEIC・TOEFLを最後に受験しスコアを確定

8月〜9月ごろが出願書類の締め切りです。

そこで、余裕を持って6月までに英語のスコアを取得し終えることにしました。

というのも、TOEICやTOEFLは受験してからスコアレポートが届くまで2週間から1ヶ月ほどかかるからです。

テストを受験したのにスコアを提出できない…なんてことがあったら最悪ですよね。

ちなみに英検2次試験もこの時期にありましたが、体調を崩して入院してたので受験できませんでした笑。

他に、特筆すべきはこんな感じ。

  • TOEFLibtを受験(2回目)75点を取得
  • TOEICを受験、スコア上がらず

TOEFLibtを受験(2回目)75点を取得

リスニングはもうちょっとがんばりたかった…

さらなるスコアアップを目指して5月に続いてTOEFLibtを受験しました。

ライティングの点数が大幅に上がり、全体としては前回より3点アップし75点を取得

京大の合格目安である80点にスコアを近づけるためさらにTOEFLを受験しようとも考えましたが、金銭的余裕がなく、法学の勉強に集中したかったのでこの点数で京大に出願することにしました!

TOEICを受験、スコア上がらず

英語の勉強をストップし法学の勉強に集中する前にTOEICを受験しました。

自分よりも高得点を取得しているライバルをしばしば目にし焦ったのが理由です笑

完全に油断していてほぼ無対策で受験したところ、案の定スコアを伸ばせませんでした。

リーディングは最高記録を更新したが、リスニングで点数を落とした。

【7月】法学の勉強に集中!大学のテスト対策も

7月からは英語の勉強から解放され、法学の勉強に集中

勉強内容としては、編入予備校の予習・復習を中心に、基礎的な法学の本も読みました。

とくに伊藤真の入門シリーズはおすすめです。

憲法民法刑法の基礎的な部分をざっくり学べちゃいます!

憲法や刑法の基本書として知られている、いわゆる「芦部憲法」や「山口刑法」よりもかなりとっつきやすいです!

正直、上の2つは編入対策にはオーバーワークな感じもします。

以上4冊はKindle Unlimitedで全て読むこと可能。

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もちろん、編入予備校の予習・復習が一番重要

自分で好き勝手勉強するよりも、プロの指導のもと勉強する方が成長できるのは明白

闇雲に勉強していると、出題されない範囲まで勉強してしまうかもしれません!

大学受験に比べて情報が少ない編入試験において、情報をほぼ独占している予備校は本当に役立つ存在です!

過去問の解答や出題範囲がはっきりとした傾向にある経済編入と比較して、
法学編入は過去問の解答が複数考えられたり、出題範囲が絞りにくかったりと対策が難しいです。

事実、筆者が受験した年の京都大学法学部編入試験の合格者は全員ECC編入学院に通っていた学生でした!

【8月】志望理由書の作成と夏期講習

夏休みからは、編入に向けて忙しくなります。

8月には、

  1. 上智の志望理由書等の作成
  2. 編入予備校の夏期講習に参加
  3. 編入模試を受験
  4. 願書の取り寄せ
  5. 過去問傾向の確認

以上5つを進めました!

特に、出願書類の締切日には注意です!

1. 上智の志望理由書等の作成

夏休みを迎え大学のテストが落ち着いたところで上智の志望理由書を書き始めました

2週間~3週間で書き終えるつもりだったのですが、かかった時間は約1ヶ月半

その理由は次の通りです。

  1. 在籍している大学でできないくて上智でできることが少ない
  2. 志望理由書だけでなく学習計画書も書く必要がある

とくに上智は(1)がきつい

上智は少人数教育が特徴であるため教授の数も他大学と比べて少なく、在籍大学との差別化を苦労しました。

2. 編入予備校の夏期講習に参加

編入予備校の夏期講習に参加しました。期間は1週間。

授業内容としては演習中心でした。

制限時間内に問題を解き終える力を身につけるのが目的です。

受験本番のスピード感覚を体験するよい機会になりました。

3. 編入模試を受験

夏期講習終了後、編入志望者向けの模試を受験しました。

内容は基礎的な法学の知識に関する論述問題です。

結果は散々でした笑。20/100点、全体順位24/30位、偏差値40っていうね…。

編入模試の結果。くしゃくしゃでごめんなさい。

結果については、編入予備校の先生からあまり気にしないように言われました。

模試で結果が悪くても合格する人は結構いるそうです。

4. 願書の取り寄せ

一般入試とは異なり願書を郵送で取り寄せる必要がある大学が多いです。

神戸大学京都大学は願書を取り寄せる必要がありますね。

上智大学は願書等をWebでダウンロードできました。

5. 過去問傾向の確認

過去問を入手し、分析することで今後どのような勉強をすべきか方向性を定めました

たとえば、神戸大学は「演習ノート法学」と似た問題をよく出題することに気づき、その教材を読み込みました

過去問は編入予備校でもらえます。ホームページで公開されている大学も。

【9月】出願書類の提出・予備校の授業を増やす

試験1ヶ月前の9月からは、大学と並行して、出願書類の準備や予備校の授業などが忙しくなります。

具体的には、

  1. 出願書類の提出
  2. 京大対策講座・小論文演習講座を受講
  3. 過去問演習
  4. 志望理由書・学習計画書の完成

以上4つを進めました。

1. 出願書類の提出

願書・英語スコア・成績証明書等の出願書類を提出しました。

絶対に出願書類ははやめに準備した方がいいです

筆者の場合、ある大学に提出する成績証明書が完成するまでに証明書の作成を依頼してから2日ほどかかりました。

さらに、土曜日曜は事務室が閉まっているのも考慮しなければなません。

提出期限の1週間前までには書類を提出できる状態にしておくのをお勧めします。

2. 京大対策講座・小論文演習講座を受講

9月から10月中頃まで、通期の法学講座に加えて京大対策講座と小論文演習講座を受講しました。

この時期から予備校に週3で通っていました。

京大対策講座では、京大ならではのひねった問題への対応力を養えますよ!

小論文演習講座では、制限時間内で答案をまとめ上げる力がつきました。

3. 過去問演習

志望校の過去問を本格的に解き始めました。時期的にはちょっと遅いですが…笑

各志望校の過去問直近5年分ほどの答案を作成し、予備校で添削していただきました。

答案作成の際は、最初は自分の力だけで解く→わからないところを調べつつ解くという流れ。

添削後は、類題が出題されればすぐに回答できるくらいまで復習をしました。

noteに筆者が編入受験生時代に書いた答案をまとめてるので、ぜひご覧ください!

どのレベルの答案を作成できればいいのか、イメージをつかむことがで切ると思います!

4. 志望理由書・学習計画書の完成

9月半ばでやっと上智の志望理由書・学習計画書が完成

何回か編入予備校の先生に添削していただきました。

初回提出時は用紙が添削の赤字でいっぱいになったのを覚えています笑。

ただ、受験後に振り返ると志望理由書の書き方があまりよくなかったと少し後悔。

その理由はこの記事で解説しました!

【10月〜11月】いよいよ試験本番・合格発表

10月、11月頃からは続々と試験があります。

今までの成果を出すべく、いよいよ本番。

特筆すべきはこんな感じです。

  1. 総復習・過去問演習
  2. 試験当日
  3. 合格発表

1. 総復習・過去問演習

直前期に入り、過去問演習と並行して復習を徹底しました。

新しい知識をつけるよりは、すでに身につけた知識を深く定着させた方が答案作成に役立つからです。

特に、予備校の授業の復習は欠かしませんでした。

2. 試験当日

神戸大学の編入生の先輩からお菓子をもらったのはいい思い出です笑

試験を受けてみて、正直あまり自信はありませんでした。

合格した神戸大学ですら、試験後は手応えがありませんでしたし…笑。

3. 合格発表

合格発表について、多くの大学では受験番号が校内に張り出されます。筆者はその画像をツイッターで確認してました。

合格していれば、発表日の翌日あたりに速達で書類が郵送されてきます。

上智大学と京都大学は不合格でしたが、神戸大学には合格できました

やはり、最難関大学の一つである京都大学の壁は高いものでした。

一番志望度が高かった上智大学にも合格は果たせませんでしたが、合格をひとついただけたのは素直に嬉しかったです!

実際に京都大学の編入試験を受験して感じた、京大への編入が難しい3つの理由をまとめました!京大志望の方は必見!

上智大学の不合格体験記はこちらの記事をチェック!

合格後は?

大学3年生からは、ベンチャー企業でインターンとしてウェブコンテンツ制作・広告運用等に尽力しました。

活動は楽なものではありませんでしたが、貴重な経験になったと思います。

筆者の実体験をもとに、大学1、2年生が長期インターンをすべき3つの理由をこちらの記事にまとめました!

神戸大学に合格するための重要3ポイント

最後に、筆者が編入試験を受験して感じた合格を勝ち取る上で大切なポイントを紹介しますね!

英語でハイスコアを取得する

これが一番大切です。

というのも、編入試験はかなり運が絡む試験だから。

法学概論については、問題数がせいぜい3〜4問しかないので、「知ってる問題が出題されれば解けるし、そうでなければ解けない」ということになります。

一方で、英語の資格試験のスコアは当日の結果に左右されません。

なので、もし筆記試験が思うように解けなくても、その分をカバーすることが可能。

英語のスコアは全力であげて試験に臨みましょう!

近年は編入予備校やオンラインサロンの利用者が増加傾向にあり、専門科目で差がつきにくくなっているので、英語での得点がより重要になっています。

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過去問の傾向をつかむ

早めに過去問を入手して、どのような問題が出題されるか把握しましょう。

そうすることで、これから何を勉強すべきか見えてくるはずです。

神戸大学の一般教養の問題について言えば、過去問を分析することで現代の国際情勢戦後の政党政治(55年体制など)を重点的に勉強すべきということが見えてくると思います。

直近数年分の過去問は大学ホームページでダウンロードできる場合が多いです。
古い年度の過去問を入手するには、編入予備校や大学の教務課での閲覧といった方法があります。

著作権的にグレーですが、メルカリで過去問を購入することも可能です。

プロの添削を受ける

編入法学の問題には、解答が複数考えられるものが多々あります。

「死刑制度の是非」がその例ですね。

明確な正解がない分、独学すると間違った知識をつけてしまう恐れが。

また、答案構成の「型」もプロから教えてもらった方が正しく身につけられます。

神戸大学の編入に必要なTOEICスコアは?

神戸大学の編入試験に合格するにはTOEICスコアが重要ということがわかったと思います。

それでは、具体的にはTOEICでどのくらいのスコアを取得すればいいのでしょうか。

結論から言うと、800点以上のスコアは欲しいです。

というのも、合格者の平均スコアが800点前後だから(編入予備校のアドバイザー曰く)。

英語があまり得意ではない!と言う場合は、最低でも600点台にはのせておきましょう。

こちらは編入講師の方のツイート。

TOEIC500点台で合格した猛者の噂もあるらしいですが、信ぴょう性は確かではないとのこと。

逆に、英語を得点源にしたい!という方は800点台後半から900点を目指しましょう!

900点を越えると勉強時間に対してスコアが上がりにくくなると言われているので、
ほどほどの点数まで達したら専門科目の勉強にシフトするのをおすすめします。

筆者は860点で提出しました!
編入予備校のアドバイザーさんによると、このスコアがあれば他の受験生に対してアドバンテージが取れるとのこと。

ちなみに、コロナ禍の2020年に実施された神戸大学の編入試験では、受験者のTOEICスコアの水準が落ちたとの情報があります。

感染防止のためTOEICを受験しにくくなった影響だと考えられますね…。

受験生の英語スコアの水準が下がると言うことは、ライバルと差をつけるチャンスでもあります。

コロナウイルスの影響はしばらく続きそうですし、余裕を持ってTOEICでハイスコアを取得できるようにしましょう!

まとめ

いかがだったでしょうか。

編入学試験の情報は一般入試に比べて多くありません。

この記事が何らかの形で編入学を志望する方の助けになればと思います。

コメント

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